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infolaw’s blog ~九州工業大学 情報関連法規(情報法・情報政策)

九州工業大学 情報工学部 情報関連法規授業に関するブログです。

今日のPICK UP ~電機全滅

gendai.ismedia.jp

 

確かに、NTT、東電の影響はあるかもしれませんが、影響を受ける企業とそうでない企業があると思います。さて、どうすればそのことを見破ることができるか?

 

ヒントは、業界地図と経営の成績表。財務諸表にあります。

なぜを考えるときは、マクロな視点とミクロの視点の両方をもち一次情報にあたることが大切です。

 

 

 

ポイントは、「音楽教室だから」許諾不要であるわけではないこと。

www3.nhk.or.jp

 

ポイントは、「音楽教室だから」許諾不要であるわけではないこと。

これは、条文からわかりますね。やはり、要件にあたることが大切です。

 

(上演権及び演奏権)
第二十二条  著作者は、その著作物を、公衆に直接見せ又は聞かせることを目的として(以下「公に」という。)上演し、又は演奏する権利を専有する。

 

記事を引用すると・・・。

音楽教室における著作物の演奏であることをもって、直ちに著作権者の許諾を得ることなく演奏できるとはされていないとしています。」

(出所:NHK)

 

「そのうえで、音楽教室の演奏が公衆に直接聞かせることを目的とし、聴衆から料金をとったり、演奏者に報酬が支払われたり、営利目的の場合には、著作権者の許諾を得る必要があるとしています。」(出所:NHK)

 

というが現在の政府見解のようです。

 

次に、

①公衆に直接聞かせることを目的

 AND

②営利目的

 ・聴衆から料金をとったり、

 ・演奏者に報酬が支払われたり など は、許諾を得る必要がある

 

例えば、聴衆からお金をもらって行う音楽教室の発表会などが想定されるでしょうか。

 

しかし、これで最終決定というわけではありません。 中学高校で習ったと思いますが、三権分立ですので、この閣議決定は、行政の見解ですね。

ヤマハが先日JASRACを相手に提起した訴訟は、(取り下げない限り)司法である裁判は裁判で判断が進んでいくでしょう。

 

その点を混同しないようにウオッチすることが大切です。 

ちなみに立法は? 国会でしたね。議員立法というと、立派だ!や珍しい!と思うかもしれませんが、議員は立法することがお仕事です。

例えていうならば、料理人調理。運転手運転。みたいなものです・・・。

 

憲法で有権解釈という概念を聞いたことあるよという方もいるかもしれませんが、やや難しいので今はキーワードだけ押さえてください

 

読んでみたい方は、・・・。

http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/refer/200802_685/068503.pdf

アマゾンエコーのもたらすもの。 ~揺らぐ時代に確かなビジョンを。

揺らぐ時代には、迷いが多く生じますね。

迷いがでたら、何に学ぶか?

歴史です。

過去の技術そのものを学ぶだけではなく。

なぜ、その技術が普及し世界制覇できたのか?

どのような哲学があったのか?人がうごいたか?うごかせたか?

哲学です。

そう、歴史と哲学を学ぶことが大切です。

特に皆さんは、情報技術といういわば侍の如く個人で闘える

武器をもっています。その刀を磨いて腕を磨けば、

おそるるにたりず、むしろピンチをチャンスにできるでしょう。

 

www.itmedia.co.jp

 

gunosy.com

 

www.excite.co.jp

 

president.jp

アカウンティングとファイナンスのビジネスの世界共通言語を身につけると可能性が広がるよ。

こんにちは。情報技術の武器を持つ受講生の皆さんへ。

アカウンティングとファイナンスの共通言語を身につけましょう。

世界と可能性が大きく広がりますよ。

 

diamond.jp

 

www.nikkei.com

「昭和の人生すごろく」のコンプリート率は、既に大幅に下がっている。  平成29年5月  次官・若手プロジェクト

◆とても興味深い資料です。揺らぐ時代に生きる学生諸君の客観的な全体地図として是非、一読を。


「昭和の人生すごろく」のコンプリート率は、既に大幅に下がっている。

 不安な個人、立ちすくむ国家
 ~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~

 平成29年5月
 次官・若手プロジェクト

 http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf

ヤマハ JASRACを提訴へ  ~演奏権は、どこまでおよぶか?練習目的と鑑賞目的。そして、教育。

みなさん。先日の講義でお話しした、著作者の権利は、どこまで及ぶか?

(射程)の問題です。

 

(上演権及び演奏権)
第二十二条  著作者は、その著作物を、公衆に直接見せ又は聞かせることを目的として(以下「公に」という。)上演し、又は演奏する権利を専有する。

 

音楽教室での演奏が、「①公衆に②直接見せ又は聞かせることを目的として」

にあたるかわからないですね。

 

①「公衆」にあたるか?

2条二十三  

→この法律にいう「公衆」には、特定かつ多数の者を含むものとする。

ヤマハ音楽教室では、多数の特定の生徒に対して演奏をしている。

→よって、公衆に該当する。

②聞かせる目的といえるか?

 

ここは、双方の主張がわかれるところです。(=だから、争いになる点で争点。)

 

双方の主張は、

JASRAC:人気曲を使って、生徒が魅力を味わっている以上聞かせることが目的。

ヤマハ:技能の伝達なのだから、聞かせる目的ではない。

 

さて、裁判所がどう判断するか?が見ものですね。

 

・教育目的の利用(35条)にあたるのでは?と感じた方は、よく聞いていましたね。

しかし、今回のヤマハ音楽教室は、

 

(学校その他の教育機関における複製等)
第三十五条  学校その他の教育機関(営利を目的として設置されているものを除く。)において教育を担任する者及び授業を受ける者は、その授業の過程における使用に供することを目的とする場合には、必要と認められる限度において、公表された著作物を複製することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びにその複製の部数及び態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。

 

「営利を目的として設置されているものを除く。」とありますから、教育目的の利用制限で対抗するのは難しそうです。

 

news.yahoo.co.jp

 

次回をお楽しみに。