PICK UP ~ソニー20年ぶり復活
ソニーといえば、ウォークマン。音楽を外で歩きながら聞く利用シーンは、
ipodなどで当たり前のように見えますが実は、日本発でした。
ウォークマンや、ミニコンポ、ビデオデッキ、などいわばバラバラの
高付加価値商品として売れていたものが、スマホに集約され、競争力
をなくしてしまいました。
また、利益の源泉が、ハードウェアなどのデバイスから、ソフトウェア
巨大プラットフォームにシフトしたことも挙げられるでしょう。
イノベーションのジレンマというか、本業消滅。です。
類似の事例としては、富士フィルムが挙げられます。昔は、写真と
言えばフィルムの存在が当たり前でした。しかし、今はデジカメですね。
フィルムがいらなくなりました。本業消滅です。
しかしながら、医療や化粧品などの分野で本業消滅を補うことに成功
しました。コダックは、フィルムの第一人者でありデジカメの原型を
作った会社ですが、フィルムにこだわるあまり復活ができませんでした。
なぜ、ソニーは復活にむけて歩みだせたのか?考えてみてください。
電機全滅の記事で影響をうける会社とそうでない会社があるのでは?
と指摘しましたが、ソニーはそこまで影響をうけない方にあたる
ようですね。パナソニックもそうですね。
筐体の中をのぞくことをわすれてはいけません。
部品の分野では、日本が強い競争力を持つ分野もあります。